
バンコクからサワディーカー!
バンコク在住15年ブリ子です。
息子が「タイパンツが欲しい!」と言い出した夏休みのある日。
せっかくならローカル感たっぷりの場所で探したいと思い、プラカノン市場へ。
市場はBTSプラカノン駅から徒歩10分ほど。
市場のあとは、駅前にあるローカルカフェでひと休み。
庶民の買い物風景をのぞいたあとに、ちょっと落ち着いた時間が流れる~。
そんなバンコクの「観光地ではない顔」を味わえる、半日おさんぽコースを紹介します!
タイ人の“日常”が流れるプラカノン市場
BTSプラカノン駅から細い路地を抜けていくと、屋根付きのローカル市場が現れます。
観光客の姿はほとんどなく、耳に入るのはタイ語ばかり。
朝どれの果物を並べるおばちゃん、
野菜を量って売るおじちゃん、
手伝いながら遊ぶ小さな子どもたち。
市場の中には、今が旬のドラゴンフルーツ、ランブータン、マンゴスチンなどがぎっしりと並びます。
さまざまな果物たちが山積みになっていて、眺めているだけでもちょっとワクワクします。
スーパーより見た目はワイルドかもしれないけれど、とにかく安くて新鮮なのが市場の魅力です!
市場では一年中見かけるバナナですが、実は雨季のバナナは特に甘みが強いんです。
屋台や市場では、写真のように大きな房で驚くほど安く手に入ります。
スーパーで同じくらいの量を買おうとしたら、たぶん3倍くらいの値段がするんじゃないかな。
ちなみに、タイにはバナナの品種が本当にたくさんあって、
小ぶりでねっとり甘い“グルアイ・カイ”や、もっちり系の“グルアイ・ナムワー”など。
日本ではあまり見かけない種類も多いんですよ。
市場にぎっしりと積まれたこの赤くて毛がふわふわの果物、ランブータン。
タイ語では「ンゴ」と呼ばれています。
旬は6月〜8月、まさに8月の今が食べごろ!
中の果肉は白くて、ジューシーで、味はライチに少し似た感じ。
冷やすとさらに甘さが引き立って美味しいです。
市場ではなんと1キロ30Bほどで買えます。
ちなみにスーパーだと、きっと倍以上の価格はすると思います。
タイでは6月~10月頃が旬のドラゴンフルーツ。
タイ語では「ゲーオ・マンゴーン」と呼ばれています。
特に7月〜8月は出回りのピークで、今がまさに食べどき!
市場では1皿に4つほど入って25Bと、とても安い。
実はこのドラゴンフルーツ、サボテンの仲間。
外のトゲトゲした見た目とは裏腹に、中はみずみずしくてやさしい甘さ。
果肉の色には2種類あって、
白い果肉:さっぱり系(よく見かける)
赤紫の果肉:甘みがやや強め
※赤い果肉の方は、食べると手や舌がピンクに染まることもあるので要注意!
タイ人の友達に教えてもらったおすすめの食べ方は、
カットしたマンゴーと一緒にフルーツサラダにすること。
甘さ×酸味のバランスがちょうどよくて、冷やして食べると最高です!
タイ語でマンゴーは「マムアン」。
タイのマンゴーの旬は3月〜6月頃ですが、実は品種によっては1年中見かけることもあります。
タイには他にも、
スイカ(テンモー)パイナップル(サッパロット)など、フルーツが豊富!
特にタイのパイナップルは甘みと酸味のバランスがよくて、果汁もたっぷり。
そのまま食べるのはもちろん、ジュースや炒め物など料理にも使われています。
持ち帰れないなら、ドライフルーツで!
南国フルーツをたくさん見ていると、「あぁ、これお土産に持って帰れたらな…」
と思ってしまう方も多いはず。
でも、生の果物は持ち帰りが難しい場合が多いですよね。
そんな時におすすめなのがドライフルーツ。
タイではドライフルーツの種類がとにかく豊富!
スーパーや市場、空港でも手軽に買えるので、お土産としてとっても人気です。
詳しくは別記事で紹介しているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
タイパンツも発見
そして今回の目的でもあったタイパンツ探しも無事達成。
写真のお店とは別ですが、市場の中にはタイパンツを売っているお店が何軒もあります。
価格はだいたい1枚100B前後。
観光地で買うよりはるかに安いです。
観光客がよく履いている定番のゆったりパンツから、
地元の人が普段使いしているような個性強めの柄物まで。
種類はかなり豊富。
しかも、ローカルな場所ではタイ語をちょっと使うだけで、価格交渉もスムーズになりやすい。
「サワディーカップ/カー」と笑顔で挨拶して、「ローット ダイマイ?」(安くなりますか?)
と聞いてみるだけでも、店員さんの対応がぐっと柔らかくなったりする。
こういうやりとりも、市場の楽しさのひとつだと思います!
プラカノン市場へのアクセス
BTSプラカノン駅から徒歩約10分。
駅の3番出口を出て、スクンビット通りをオンヌット方面へまっすぐ進むと、
屋台やローカルなお店が少しずつ増えてきます。
スクンビット・ソイ71を越えたあたりから、ぐっと地元の雰囲気が漂ってきます。
営業時間・基本情報
営業時間:月~土 10:30~21:00
定休日:日曜日
※実際には、朝の10時半より少し早めから開いているお店もあります。
住所:Krung Thep Maha Nakhon, Vadhana, กรุงเทพมหานคร 10110
プラカノン駅前ローカルカフェでひと息
市場をぐるりと一周したあとは、
プラカノン駅前にある小さなローカルカフェにふらりと立ち寄りました。
『M-Cafe』と言うお店です。
店内の雰囲気
店内は、観光客向けのおしゃれカフェとは違い、
タイ人が日常的に使っているような、そんなゆるい雰囲気◎
メニューと注文したもの
ホットコーヒー45B~で価格もローカル価格で嬉しい。
ドリンクはコーヒーからスムージー系までひと通り揃ってます。
フード系も充実していて、タイ料理を中心に、パスタなどのウェスタン系もちらほら。
シーフードとバジルの炒め物に目玉焼き。134B
タイ風?カルボナーラ。
どこか家庭的で、これもまたローカルカフェらしさ。
食後にはしっかり甘いもので補給。
プラカノン市場とローカルカフェのセットは、まさに“暮らしを感じるお散歩コース”でした。
旅行中、予定を少しゆるめて、こういうローカルエリアをのんびり歩いてみるのも良いですね◎
では、また!
🏡 M-Cafe 情報
住所:1537 Sukhumvit Rd, Phra Khanong, Watthana, Bangkok 10110
営業時間:8:00~21:00
定休日:なし(変更の可能性あり)
アクセス:BTSプラカノン駅前。
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