【海外移住】タイ移住の前にしておきたい「5つの準備」仕事、費用、ビザなど

バンコクからこんにちは!

バンコク在住12年、ブリ子です。

 

少し前に、『海外移住者過去最高の55万人』と言う日本のニュースを見ました。

「海外で挑戦してみたい!」

「日本の将来が不安」

思いはそれぞれかだと思います。

この記事に辿り着いた人は、きっと『タイ移住』に興味がある方だと思います。

私は、12年前に家族で「タイ移住」しました。

ある程度の知識と経験が増えました。

なので、「タイ移住」を考えている人たちに、知っておくべき『移住前の5つの準備』をシェアしたいと思います。

 

それでは~レッツラGo!

 

タイ移住前の「5つの準備」

その①言葉

タイの公用語はタイ語です。

なので、タイ語ができればベストです。

ただ、タイ語ができなくても、カタコトの英語で生活には困らないと思います。

日本人が勤める様な会社では、ほとんどのタイ人が英語を話します。

仕事の職種によって求められる語学力は違うと思いますが。

文法や単語力はあるのに、話そうとしない日本人に対して、

文法は間違ってても、ガンガン話そうとするタイ人。

文法なんて気にしちゃいられません。

考えてる間に、次の話題にいっちゃいますから。

ベラベラじゃなくても全然問題ないんです。

ただ、田舎の方に行くほどタイ語の必要性を感じます。

たまに田舎の方へ旅行に行くんですが、そうゆう時は「もっとタイ語勉強しなきゃ」と言う気持ちになります。

私たち夫婦は、最初タイ語はまったく話せませんでした。

生活しながらタイ語をマスターしていったって感じですね。

日常英会話はある程度できる状態で来て、タイで生活しながらタイ語を覚える。

これもありかなと思います。

その②文化&価値観

バンコクに住み始めた頃は、日常で起こる事になかなか馴染めないでいました。

どうしても、日本と比べてしまう所がありました。

それに、要領も悪かったし、タイやタイ人の事もよく分かってなかったし。

例えば、タクシーに乗った時、行き先を伝えても返事がないとか。

約束の時間が、めちゃくちゃテキトーだとか。

でも、人は温かいし、子どもには優しいし、困ってるとすぐに声をかけてくれる。

合言葉は、「マイペンライ」(タイ語で大丈夫)。

色んな違いに凹む事はありますが、その分、嬉しい事もたくさんあります。

異国の文化や価値観の違いを理解するのは、やっぱり時間がかかります。

凹んで、嬉しくなっての繰り返しです。

広い広い世界には、色んな文化や価値観がある。

色んな考えがあって良いと思うし、色んな人がいて当たり前だとも思います。

様々な国の人たちと出会う事も多いので、色んな文化に触れる。

それも楽しみながら。

そう、「楽しみながら」が結構大事だと思ってます。

そんな気持ちで日々過ごしていると、いつの間にか馴染んでいきます。

その③費用

「タイは安い」と言うイメージがある人もいると思います。

確かに物価は安いと言われています。

ただ、1人で行くか、家族で行くかによって費用は大きく変わってきます。

よく、「バンコクは1カ月5万Bもあれば生活できる」なんて聞きます。

私たちも、12年前はそんな感覚だった気がします。

もちろんですが、、あれは完全に1人で行く場合です。

家族で移住の場合、まず大きな出費になるのが学費です。

我が家の場合、小中学生の子ども2人いて、インターに通ってます。

年間1人につき130万円程支払っています。

「インターだから高いんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。

バンコクのインターの中では、そんなに高くない方だと思います。

じゃあ、日本人学校なら!

となるんですが、バンコクにある日本人学校は私立なので、これまた学費が高いんです。

初年度は入学金やらで約30万B(軽く100万円超え)

バス通学になると、月に数万バーツ(軽く10万円超え)

タイの庶民的な生活をすれば、日本より安い暮らしができます。

例えば、クーラーのない家、毎日屋台のごはん、子どもは現地の学校。

病気になれば、タイ語オンリーの現地の病院へGo。

そうそう、住み始めた頃は、道に並ぶ屋台のご飯に大興奮しまして。

「安い安い」と食べてたら、見事に食中毒で入院する事になりました。

日本人が行く様な病院は、治療費が高額です。

それはもう、恐ろしい請求額を見ました。

それ以来、怖くて屋台のご飯が食べられない期間がありました。

今は、お腹がだいぶ強くなりましたけど笑。

それに、やっぱり「1年に1度は日本に帰りたい」と思うのです。

家族で移住の場合、日本人がストレスなく過ごすには、

やっぱり日本よりもお金がかかるのが現実です。

その④仕事

タイで仕事を見つける場合。

・エージェント
・フリーペーパー
・友達からの紹介

などがあります。

タイの法律で、日本人の給与額は5万B~になっています。

タイ政府からBOIと言う投資奨励を受けている企業で、5万B以下の給与の所もあります。

例えば、タイにあるコールセンターなどは、給与が3万Bくらいです。

職歴、職種、年齢によって給与は変わってきます。

長くタイに住んでいると、友達や知り合いも増えてきます。

そうすると、フリーペーパーでは載っていないような結構オイシイ求人を、

紹介してくれる場合もあります。

雇われ社長さん、駐在員の様な扱いの現地採用などです。

だいたい聞いていると、月収10万B以上が多いんですが、

福利厚生などはしっかり聞いておく事をおススメします。

学費の援助、医療、家賃など、福利厚生が手厚ければ、

給与が少し低くてもそれなりの暮らしができます。

移住する前に仕事を見つけれれば、収入面で安心ですね。

その⑤ビザ

最後は、タイで働くために絶対必要な「ビザ」です。

タイで働くためには、

➀「ビザ
➁「労働許可証」(ワークパーミット)通称ワーパミ

この2種類の証書が必要になります。

ビジネスビザ(Non-immigrant Visa “B”) 通称Bビザと呼ばれるビザを取得します。

これは、就労可能なビザです。

ちなみに、家族帯同でタイ移住する場合は、

Non-immigrant Visa “O”  通称Oビザを取得します。

Bビザと労働許可証を取る簡単な流れ

  1. 日本にあるタイ大使館/領事館でBビザ申請/取得します。(ビザの期限は入国後90日間)
    ・日本じゃなくても良いですが、タイ国外で取得する事
  2. Bビザでタイに入国します。
  3. タイ国内でワークパミットを申請/取得します。
  4. タイ入国後90日以内に、Bビザの更新をします。(通常1年間有効)

 

遠い記憶ですが、12年前に大阪のタイ領事館で申請したのを思い出します。

タイ側の会社が発行する英文招聘状など、日本に郵送してもらわなければいけない書類もあるので、

時間に余裕を持って申請しましょう。

必要書類など詳しく書いてあります。👇👇👇

憧れる☆「タイランドエリートビザ」

現地採用だった夫が、起業するようになって10年。

色んな社長さんや投資家さんにお会いするそうなんですが。

そこでちょっと話題になったのが、『タイランドエリートビザ』と言うビザです。

ブログ界で有名な、バンコク在住まなぶさんや、

『秒速で1億円稼ぐ男』で有名な、与沢翼さんも入会されてるそうです。

こんなスペシャルなビザもあるんですね!

どんな人向け?

・ビザの発給を望まないノマドワーカー
・ビザの規制にストレスを感じたくない退職者
・年に数回タイへ入出国する投資家&ビジネスマン

特徴

・タイ国政府観光庁直営 国営企業が運営
・5年間の更新可能な複数入国ビザ
・90日ごとに出国しなくていい
・90日間レポートは、スタッフが代行

特典サービス

・空港送迎サービスやファストトラック
・VIPサービス
・メンバーコンタクトセンター
・無料ゴルフ
・スパトリートメント
・毎年の健康診断
一部を紹介しました。
ある程度資金がある方は、こちらのビザはとても便利だと思います。
気になった方は、こちらイランドエリートビザのWEBサイトをどうぞ。

タイ×日本の簡単な知識

・日本人の長期滞在者8万人以上
・日系企業が多い
・日本食レストランがないモールはないくらい、日本食や日本の物であふれている
・日系スーパー5店舗
・バンコク、シラチャに日本語学校
・世界で2番目に日本人が多い都市は、「バンコク」
・日本人が多い国、タイは世界第4位
・親日、日本好きな人が多い
・日本人向けサービスや日本人専用カウンターなどがたくさん
・噂では、「ニトリ」がバンコクに来るとか、来ないとか

日本に帰って爆買いする必要ない!

まとめ

今回は、『タイに移住する前の5つの準備』をシェアしました。

・言葉
・文化&価値観
・費用
・仕事
・ビザ

どの国に移住するにも、この5つは事前に理解しておきたいですね。

最近注目されている、ノマドワーカー。

ネット環境があれば、1つの場所にとどまらず、様々な場所で働く事ができます。

タイは、気候も良いし物価も安いので、世界中のノマドワーカーにも人気の国です。

『タイ移住』するにあたって、災害が少ないのも大きなメリットです。

12年間住んでみて、大雨による洪水は経験しましたが、

日本の様に地震がないのは、安心して暮らせるポイントなのかなと思います。

まずは、少しでも現地の生活を知るためにも、旅行する事をおススメします。

それでは、また!