【バンコク】【オンライン授業】インターナショナルスクールに通う小学生の1日 

ブリ子

バンコクからこんにちは!

バンコクの学校は、今年の4月からずっと自宅でオンライン授業が続いています。

いつ再開されるのでしょうか・・。

今日は、バンコクのインターナショナルスクール(以下インター)に通う小学生のオンライン授業の1日を、まとめてみました。

それでは~レッツラゴー♪

インターの学年分け

ブリ子の息子は、4歳になる少し前に今のスクールに入学しました。

ちなみに英国式のインターです。

ただいま10歳でY6、日本の小学5年生と同じ学年です。

インターに通って6年になります。

インターは誕生月で学年が決まります。

区切りは、8月中旬だったり9月だったり、学校によって違うみたいです。

入学時の年齢によっては、英語レベルテストがあると思います。

うちの場合は、まだ4歳前だったのでテストはなく、軽い面接だけでした。

と言っても、大したことは聞かれませんでしたけど。

今の英語力で学年が決まるので、1,2学年下げて通っている子もいます。

なので、2歳上の子と同じ学年のケースもあります。

子供のころの1つ2つの差は大きく、20センチ近く背が高い子も同学年にいるので、びっくりします。

日本じゃ考えられないですね。

こんな学校に通っています

ブリティシュ系インターナショナルスクール

学校の規模:1学年30人程度

学期:3ターム制

学費:約23万THB(日本円で約92万円)/年

国籍の割合:インド人が半分、もう半分は多国籍。

タイ人も日本人も数人程度。(うちの学年の場合)

学校全体的に見ても日本人は少なめ。

それぞれの学校で学習する教科

ブリティシュ系インターY6(うちの場合)        

English英語
Math算数
Geography地理
Science理科
History 歴史

Thaiタイ語
Readingリーディング
Library たくさん本を読む時間
ICT パソコン

Art  Design Tech アート
P.E 体育
Music音楽
Chinese中国語

日本の小学校6年生が習う教科

国語
社会
算数
理科
音楽
図画工作
家庭科
体育
外国語
道徳
特別活動
総合的な学習の時間

日本の学校とインターの学校の教科を比べてみると

  • インターは社会が地理と歴史に分かれている。
  • インターには家庭科の授業がない。
  • 日本ではパソコンと言う教科はないけれど、プログラミングを通して、算数、理科、総合的な学習の時間などで学習する。



インターの教科書はこんな感じ

例えばScienceです

今はfood chainsを習っているようです。

食物連鎖、習いましたね。

遠い昔です。

使用する教育アプリは2つ

教育アプリedmodo 

主に、課題提出や先生と生徒の連絡のために使用します。

先生』『生徒』『保護者』のつのアカウントがあります。

先生』は、自分が受け持つクラスごとにグループを作ります。

課題を出したり、リンクのシェアやファイル添付などできます。

先生』とダイレクトメッセージで会話もできます。

生徒』は、課題の写真を撮ってアップロードしたり
(ノートに問題の答えとかワークブックしたり)課題のビデオを送信したりします。

保護者』は、自分の子の投稿の履歴を見たり先生』から生徒へ送られた採点やコメントをチェックできるくらい。

zoom

Zoomを使って授業します。

セミナーミーティングなどがオンラインでできるように作られたアプリケーション。

『先生』からZoom招待URLかミーティングIDが送られてきます。

授業が始まる時間に、そのZoomにアクセスして授業がスタートします。

小中学生向けプログラミングスクール♪

ある日のオンライン授業と習っていること

AM 8:00オンラインで出席確認

  8:20-9:10 English
plural form名詞の複数形のルール

       9:15 -10:05 Thai 
スピーキングテスト

       10:05-10:15 Morning snack break
課題のチェック

      10:20-11:10 Math 
prime numbers 素数

  11:15-12:05History
8-10世紀のヨーロッパ

   12:05-12:45 Lunch

 12:45-13:35 P.E
先生が音楽かけて、ストレッチ

 13:40-14:30 P.E
ダンス

だいたいは、先生がしゃべっています。

先生がしゃべっている時、生徒ミュートになっているので先生の音声だけが聞こえるようになっています。

じゃないと、しゃべりたい放題で先生も大変ですね。

もちろん生徒が発言する時もあります。

飲食ダメ、発言の時は手を上げる事。

オンラインとは言え、学校の対面授業の時と同じですね。

日本よりは、だいぶゆるゆるですけど。

通学しなくていいのと、マスクをしなくていいのは嬉しいみたいです。

オンライン授業が終わると

Edmodoで課題の指示があるんですけど、、

これがもう大変で・・。

Yearが上がってくると1人でできる事が増えましたが、でもまだまだ助けが必要です。

小学生の勉強なんて遠い昔だし、日本とやり方も範囲も全然違うのが教えてて大変なところです。

算数は、ブリ子が日本で習った方法と微妙に途中の式が違っていて、余計に混乱させてしまいます

そして、どういう問題か理解するところから始まるので、時間が倍以上かかります・・。

親も、日々勉強ですね。

課題できたけど、どうやって提出するのか。

ちゃんと届いてるのか?

親子で、あーでもないこーでもないと、最初は、すごく時間がかかりました。

今もなかなか大変なとこもありますが。

各教科の先生によって課題の提出方法もさまざまなのも大変です。

Scienceなんかは、実験動画を撮影して提出する事もあります。

実験道具そろえてまずは練習。
実験しながら説明する練習。
動画の編集。(親も出動)

なかなかうまくいかなかったりすると、この動画作成だけで数時間かかります。

14:30までみっちりオンライン授業したあと、休憩をはさみつつ課題をします。

大変な日は、夜の10:00くらいまでかかります。

2教科くらい課題をやり終えると、気晴らしに散歩するようにしています。

だから時間かかるんですね。

でも、ここを省くと親も子もパンクしてしまうんです。

長期戦ですからね。

隙あらばサボる息子10歳

あるとき、そーっとドアを開けたら、オンライン授業受けながらゲームやってました。

悪知恵つくようになりました。

自宅でとは言え、ずっと監視は難しいですね。

そこで、授業中は、部屋のドア全開のルールを付け加えました。

授業中に違う事してる子は結構いるみたいです。

まとめ

オンライン授業を受けるようになって良いこともあります。

時間の管理や期限内に提出物を出すとか、そうゆう責任感みたいなのがついた気がします。

机は、ポストイットだらけです。

あとは、めちゃくちゃパソコンのスキルが付きました!

これからの時代、パソコンを使えた方が絶対良いでしょうから。

そして、リサーチ力もめちゃくちゃつきました。

ブリ子が小学生の頃なんて調べものと言えは図書館でしたから笑

とは言ったものの、やっぱり学校に行き現場で学んでほしい。

先生や友達と過ごしてほしいです。

この貴重な学びの時間を、自宅で過ごすなんて

本当にかわいそうに思います。

早くこの状況が良くなりますように。。。

ではまた!