
バンコクからサワディーカー!
バンコク在住15年ブリ子です。
タイ移住を、なんとなく決めたのは今から20年くらい前。
私たち夫婦が、まだ20代だった頃です。
当時は、検索すれば体験談がいくらでも出てくる時代ではありませんでした。
それでも、「失敗したくない」という気持ちは強くて。
生活費や暮らし、子どもの学校、そういう情報は探せば一応見つかったんですけど。
でも、実際に住んでみてどう感じるのかなんかは、ほとんどわからなかったです。
今日は、あの頃の自分に向けて、今タイ移住を考えている誰かに向けて。
15年住んでわかったことを、ゆるっと書いてみようと思います。(私の体験)

15年前の私が不安だったこと

友達、できるかな。
英語、通じる?
子育て、ほぼ一人でできるかな。(夫は仕事でいないことが多かった)
孤独にならないかな、子どもはタイになじめる?
お金、大丈夫かな、タイって安いって聞くし、なんとかなるよね?
そして、日本から取り残されないかな、色んな不安がありました。
その答えは意外と「全部大丈夫だった」

結果から言うと、全部大丈夫でした。
もちろん、何事もなく、というわけではなかったですけど。
大変なことも、しんどい時期も、ちゃんとありました。
でも今思うのは、その時が来たら、その時なりの選択肢が、ちゃんと目の前に現れていたということ。
今思うと、やる前から悩んでいても正解は見えないなーと。
まだ来ぬことを考えるのは、ただ心が疲れるだけだったし。
目の前のことを、ひとつずつやっつけていく。
それしかなかったけれど、それでちゃんと回ってくれました。
実際、どうだったかというと

友達は、ちゃんとできます、普通に暮らしていたら。
私は子どもが小さかったので、その点はかなり助けられました。
子どもが、たくさん友達を運んできてくれたんです。
しかも、いろんな国籍の。
ただ、仲良くなったと思ったら、それぞれの国へ帰国してしまったり。
気づけば、周りの顔ぶれがガラッと変わっていたり。
でも、それもだんだん受け入れられるようになります。
そして英語は、思ったより通じない場所も多いんだと知りました。
なので、「じゃあタイ語を覚えよう」という流れに自然となりました。
屋台のおばちゃんやおじちゃんは、みんなタイ語の先生、しかも無料。
子育ては、一人で大変な場面もたくさんありました。
でも不思議と、そういう時に限って、どこかの誰かが助けてくれたりする。
タイって、そういう国。
だからタイが好きで離れなかった理由ですね。
子どもたちは、親が楽しそうにしていれば、自然と溶け込んでいきました。
私は、これがすごく大事な部分だなと感じていて。
お金は、楽な時ばかりではなかったけれど、節約を「工夫」として楽しめるようにもなりました。
日本に帰るたびに、日本の良さに改めて気づいて、前よりも自分の国を好きになった部分もあります。
15年住んで、変わったこと

「まあ、いっか」と諦める力が、かなり身につきました。
移住してすぐの頃は、「日本なら考えられないなぁ…」とどうしても比較して思うことが本当に多くて。
怒り続けると、しんどくなる。
かといって、受け入れすぎると、自分が何だか薄くなってく気もする。
そのバランスを、今でも完璧に取れているかはわからないけれど、
以前よりは、うまく付き合えるようになったのかなと思います。
というのも、日本から遊びに来た友達や親戚が、色んな場面で日本との違いに驚いているのを見ると、
「あ、やっぱりそう感じるよね」と思うことがあるから。
人生のフェーズは変わるんだな

子どもがいるか、いないか、子どもの年齢。
それだけで、生活は大きく変わる気がします。
子どもが成長すれば、親の考え方も、生活スタイルも変わっていく。
それはとても自然なことで、そして15年住んだからこそ見える景色も、あります。
もし今、タイ移住を考えている人がいるなら、完璧な準備は、たぶんできないかもしれません。
それは住んでみて、時間をかけて自分の感情が動いて、やっとわかることもあるかと思います。
この記事がどこかの誰かに役に立つ記事であったら嬉しいです。
では、また!