
バンコクからこんにちは!
バンコク在住14年のブリ子です。
今回は、バンコクで本を読むのにぴったりなカフェを3つ紹介しつつ、
最近読んだ小説もちょこっと紹介します。
子どもができてから、スマホやテレビをあまり見せたくなくて、
本を読み始めたのがきっかけ。
それが今やすっかりハマるとは…
やっぱり”見せかけ”でも続けると本当に好きになるもんだと実感。
バンコクに住み始めた頃は、日本の本って種類も少なくて、
しかも今より高かったんです。
帰国するたびに、子ども達の絵本とかでスーツケースがパンパン。
でも、今は紀伊国屋書店のおかげでそんな苦労も過去の話。
便利な電子書籍があるのは知ってるけど、
紙をめくる音とかそのしぐさが好きなんですよね。
そこは昭和っ子です。
本を読むのにおすすめなバンコクのカフェ3選
おしゃれなカフェが増えたバンコク。
友達とおしゃべりする時と、一人で読書する時で、選ぶカフェは違います。
今回は、居心地がよくて本を読みふけりたい時に訪れたいカフェを3つ、じっくりご紹介します。
バンコクでも人気「Dean & Deluca」
一軒目に紹介するのは、Dean & Deluca(ディーン アンド デルーカ)。
ニューヨーク生まれのカフェで、バンコクでも大人気!
特に布地バッグ持ってる人めちゃくちゃ多いですよね。
ここはスタッフもフレンドリーだし、ファラン(欧米人)もたくさんいるから、
本を読みながら勝手に英会話レッスンが始まっちゃう。
無料のリスニング授業付き、みたいな。笑
ケーキも、まさに「外国!」って感じのゴージャスな見た目。
甘さもボリュームもたっぷりで、テンション上がります。
この日私が読んでたのは、東野圭吾の「秘密」。
広末涼子が出演してる映画「秘密」も有名です。
私にとって5、6冊目の東野圭吾なのですが、ミステリーだと思いきや…予想外の家族ドラマ。
娘の体に宿るのは亡き妻の魂…。
夫婦の愛、親子の絆が交差する話で、
もう途中で「もし自分だったら…」って本気で悩み出すレベル。
現実にはありえないけど、東野圭吾のこの絶妙な切なさにやられました。
いやー、読む手が止まらなかったです。
本に囲まれて「UCC珈琲」
2軒目に紹介するのは、セントラルワールド6階の紀伊国屋書店内にある「UCC珈琲 」
本を買いに行くついでやショッピングの合間に立ち寄れる、小さなカフェです。
ここのサイフォンで淹れてくれるハウスブレンドと、
日本の喫茶店を思わせる落ち着いた雰囲気も好きです。
しかも、本屋さんの中だから、お客さんも本を読んでいる人が多くて、
静かに読書に集中できるんですね。
私のお気に入りメニューはクラブサンドイッチ。
これ、意外としっかりしたボリュームで、小腹が空いた時にぴったり。
甘い物が欲しい時は、チーズケーキもおすすめ。
とても濃厚な味でおいしい。
唯一の難点は席数が少ないところで、本を物色しつつ、
「席が空いたら即確保!」とカフェ周辺をウロウロしてます。
『ライオンのおやつ』を初めて読んでから、小川糸の作品にどっぷりとハマっています。
彼女の書く物語は、ホスピスが舞台だったり、
目の見えない少女が主人公だったりと、どこか少し切ない背景があるんです。
でもその中で、生きるってどういうことなんだろう?
って、壮大なテーマを静かに投げかけてくれてる。
特に彼女の言葉の選び方が私は好きで、
読んでいるとふんわりとした温かい気持ちになれるのが魅力。
悲しい内容なんだけど、優しさや希望を感じさせてくれる作品が多いです。
泣きたい時に読みたい本!
家のリビングのように落ち着く、「ビターブラウン」
「ビターブラウン」は、アソーク駅から歩いて5~6分ほどの距離にある隠れ家的なカフェ。
もう10年近く前から、ふと思い出しては通っている場所です。
メニューは黒板にさりげなく書かれたものだけで、ドリンクやフードの種類も控えめ。
でも、本を読むために訪れるなら、メニューの豊富さなんて気にならないかも。
店内は広くて、音楽も流れていない静かな空間が魅力的。
椅子もソファや畳の座椅子など色々なタイプがあって、くつろげるのがいいんです。
私が本を読む時は、いつも窓際の席が定位置。
太陽の光が活字を照らしてくれて、なんだか神々しくて、心が落ち着きます。
いつも可愛い動物が描かれているふわふわのラテ。
コーヒーカップも素敵。
まとめ
読書は、やっぱりカフェでのんびりが一番集中できるんですよね。
家にいると何かと気が散っちゃって、掃除とか片付けとか、つい手を出しちゃいます。
バンコクにはオシャレなカフェが多くて、友達と行く時はそういう所を選びがち。
でも、一人で本を読みたい時は、居心地の良さ重視で選んでます。
最近ハマってるのは東野圭吾とか小川糸の作品で、
ミステリーと感動系を交互に読むのが楽しいんです。
ちょっと前までは湊かなえが好きで、シリーズを一気読みしてました。
お気に入りの作家ができると、その人の作品ばっかり読み漁っちゃいます。
そして、日本に帰ると必ず寄るのが、梅田の紀伊国屋書店!
新しい本に出会うのが、帰国の楽しみの一つです。
では、また!